2013年10月29日火曜日

雑誌レビューから見るリキャプチャー

という訳で確保出来たのは3点だけですが、雑誌レビューにて取り上げられたリキャプチャーの評価を纏めてみたいと思います。

まずはOh!FM 84年6月号からです。一番頭にて紹介されています。次が日本テレネットの銀河を救え。トリッキーとかと同時期でしょうか。


大きい写真では筆者が悩みに悩んだあのスパイ登場写真とその2個コマンド前が載ってます。一番上のNで「3ガイノ ローカ(PASSAGE)ヨ。」と表示されているという事は、消去法で辿っていくと企画室から出てきた事になります。つまり盗聴してから企画室で"何か"をすればスパイが出るという事ですね。

「某コンピュータのTIME ZONE」という本家を引き合いに出していますが、あれだけの大作とリキャプチャーが比べられている時点でかなりの物ではないでしょうか。某AppleIIでかなりアドベンチャーを遊び込んだと思われる方が「全体としてはオモシロかったですヨ。」と評しているのは良い点だと思います。

「本家」と言いますのはTIME ZONEやミステリーハウスなどのシエラ社製ハイレゾアドベンチャーシリーズを指します。ハイレゾアドベンチャーシリーズは#1など通し番号を持っており、これをハミングバードはオマージュで使っているのです。そんなハミングバードの初期ADVは以下で全てだと思います。

Humming Bird Adventure #1 ザ・パームス
Humming Bird Adventure #2 ザ・ナイト・オブ・ワンダーランド
Humming Bird Adventure #3 ABYSS
Humming Bird BE-TSUventure #1 リキャプチャー <奪還>
Humming Bird Adventure #0 地獄の練習問題 天使たちの共通一次
Humming Bird Adventure #4 ABYSSII 帝王の涙

地獄の練習問題がHumming Bird Adventure #0となっていますが、これはシエラ社がミッションアステロイドで3作目なのに#0と振った事から来ています。

「マニュアルとかヒントコミックが、ちょっとやりすぎ」と書いてあるのでログインとOh!FM編集部にはソフトとヒントブックを一緒に送っている可能性が高いですね。「おもっしょいっ!おもしろいなあ、このゲーム。」「アドベンチャーゲームではベストの部類に入れてもいいと思うよ。」と杉田正夫氏が絶賛してます。


噂のヒントブックですがゲーム中に実は宣伝してました。「”リカプチャー ヒントブック” コウヒョウハツバイチューデエス。(中略)カッテ ソンナイワヨ! イマスグ モヨリノ ソフトショップヘ。ホンヤサンニハ ウッテナイデス。」実際出回っている数がどの位なのかが本当に気になります。

続いて月刊ログイン84年7月号のご紹介。


パッケージとマニュアルを褒めてゲーム内容は「パッケージやマニュアルを見て感じたワクワク度がかなりスポイルされているのだ。」と一蹴。リキャプチャーは初めてシナリオとプログラム、グラフィックとマニュアルの分業方式をしたら失敗した作品とも取れる内容の〆だった。

パッケージ裏のシールの存在とハミングバードソフトの出荷数推移グラフ、アドベンチャーブームの分析の紹介があり、最後2つはログインならではの作りではないかと思います。また確かこの号だったと思うのですが日本ファルコムが「オカルティックアドベンチャーメーカー」として取材を受けており、その時のファルコム店内の天井にリキャプチャーが吊ってあったりします。

そして最後に遊撃手の紹介です。


レビュワーは光栄のダンジョンを「疲れるだけで夢のないゲーム」と切り捨てた町田幸夫氏。同じ号ではファルコムのデーモンズリングを「高い技術力を発揮しているのに、内容がともなってないのだ。」と切り捨てています。

リキャプチャーの方は2P紹介され、「制限時間システムはインフォコムのデッドラインの真似と言えば真似」「受け付ける単語をかなり広くカバーしている」「国産アドベンチャーにある不条理な謎解きは今のところ無い」などと評されています。最後には「今年出たアドベンチャーの中ではかなりいい出来の部類に入ると僕は思うのだが。」とかなり良い感じで文章を〆ていて、なかなかの評価を得ています。

といった感じでざっとレビューを紹介してみました。まだリキャプチャーに関する情報がありましたら適当に追加します。

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